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住宅医による既存・中古住宅詳細調査サービス

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住宅医による既存・中古住宅詳細調査サービス

「住宅医による既存・中古住宅詳細調査サービス」は、今住んでいる家を長持ちさせたいのでより詳細に調査してほしい方、リフォームやリノベーションをする前に調査診断してほしい方に適しています。

 

家を治すことより壊すことを勧める世の中にしないために。

DSCF5875+「リフォームより新築のほうが安くできますよ」建築関係者が住まい手に説明する際に使う決まり文句です。本来、建築関係者は、家をつくり、家を治すことが仕事のはずが、家を治すことより壊すことを勧めています。家族がその家にどれだけの思い入れがあるかどうかより、安さが最優先で家づくりが左右されるのはなんだか悲しい現実です。阪神淡路大震災での木造住宅の被害を受けて、職人の技能に工学的な知見が加わり、今の現代木造住宅が築き上げられてきました。これからは、造る力に加えて治す力を養わなければいけません。

 

調査診断・インスペクションは、総勢10名ほどで一日かけて行います。

IMGP0134+規模、調査内容によって調査人員数は変わりますが、30~40坪程度の住宅であればだいたい8~12人ほどです。調査は、2人1組で行い、朝の10時~17時頃まで調査をします。既存・中古住宅の調査診断を行える知識・技量を持った方は、ごく少数なのでペアになって調査をすることにしています。

調査診断費用は、おおよそですが、床面積1m2あたり3000円程度で、100m2の住宅であれば30万程度となることが多いです。正式な見積は、調査内容や規模、状態にもよるため詳しくはお問い合わせください。

インスペクションとは?

DSCF9679+住宅の調査というと昨今「インスペクション」という言葉を耳にする機会が多いですが、巷で行われている調査診断は、中古住宅売買時の利用を前提とした調査であり、主に劣化状況を調査・報告するものとなっています。そのため、現在居住中の家をインスペクションしたとしても、例えば「基礎に0.5mm以上の亀裂がありました」といった状況報告となるため、住まい手は、このまま住み続けるとどんな問題があるのか、それが今の新築住宅と比べてどのくらいの性能になるのかなど知ることはできず求めている答えではないことが多いと聞きます。

住宅医とは?住宅医の調査は何が違う?

IMGP0060+住宅医による調査診断とは、一般社団法人住宅医協会の会員である「住宅医」が既存住宅や中古住宅の詳細調査を行うことをいいます。

一般的な調査診断と呼ばれるものは、劣化のインスペクションが主ですが、住宅医のインスペクションは、劣化、耐震、温熱(省エネ)、維持管理、バリアフリー(高齢者対策)、火災時の安全性の6項目となります。これら6項目を定量化・数値化することで、国が定める住宅性能表示制度を指標とし、既存住宅の性能を「見える化」しています。調査診断の指標は、独自のものではなく、一般社団法人住宅医協会の調査診断マニュアルを元にし行うこととしています。

詳しくは、こちらを参照ください。
一般社団法人 住宅医協会 WEBSITE

 

調査スケジュール、依頼~調査~報告に至るまで。

DSC_2214+1、調査のご依頼を頂いた場合、まずは、調査するお宅に訪問し事前調査を行ってから見積書を作成します。調査物件の図面があり状態が把握できている場合は、事前調査を行わず、その図面や伺った情報を元に見積書を作成します。

2、見積内容で合意が取れれば詳細調査の手配を致します。詳細調査日が決まってから、ご依頼・事前調査から詳細調査までは、1ヶ月程度頂いています。

3、詳細調査は、一日で完了します。

4、詳細調査1か月後に詳細調査内容の報告を行います。主に、調査の写真を見ながら、家の状態を把握していただきます。その上で、早急な治療が必要な箇所、このまま放置しないほうが良い箇所などをご説明致します。リフォームをする場合、どこを優先して行うのが良いのかもご相談に応じます。

ただ、具体的にリフォームした場合の費用や治療案の提案は含まれていませんので、もし、そういった提案が必要であれば調査依頼時にご相談いただければと思います。

調査実例

住まい手に挨拶をしてから調査を開始します。

途中、お昼休みに調査の状況をみなで報告し合います。

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調査前に住まい手へ挨拶を行い、ミーティング後調査開始。

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昼休憩時に中間報告と進行状況の確認をしています。

 

人が入れそうであれば、床下には必ず潜ります。

調査内容は、蟻害状況、木材の水分量・劣化状況、防湿、基礎・土台、金物の有無等です。
床下班は、終日、床下の調査を行い土台や基礎の状態を測量をし土台・基礎伏図を仕上げます。

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床下空間があれば、進入できるとこまで突き進み調査をします。

床板の含水率を計測している様子。体はドロドロです。

 

小屋裏も必ず調査をします。

入れるところまで入り、小屋組の把握、筋交いや土壁の位置を確認します。
屋根からの雨漏りも出来る範囲で確認し、屋根の仕上・下地などの納まりも確認します。
床下班と同様に、終日、小屋裏の調査を行います。

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小屋組の図面を作図するために採寸します。

小屋裏の隅が見えなかったので奥まで進入して調査。

測定器を用いて調査をします。

傾斜計をあてて、柱や床の傾きを計測します。
傾きがある住宅ほど、リフォーム時に改修しづらく、傾きを直すとなると工事費用にも大きく影響してくるため、この調査は必須としています。

木材の含水計を使い、木材の水分量を計測します。
水分が高い木材は、水漏れや雨漏り、結露の発生につながります。

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柱の傾斜を測定しています。

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母屋の含水率を測定しています。

地盤調査は、リフォームの場合でも行います。

建物の4隅プラス、家の中を1箇所調査します。
地面が土の場合は調査可能ですが、ベタ基礎で建物と一体の場合は調査はできません。

基礎の強度をシュミットハンマーで確かめます。

コンクリートブロックの場合は、強度が極端に落ちるのでよくわかります。
こちらはオプションとなるため、調査費の予算次第です。

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家が傾いている場合や傾斜地、造成地は、地盤調査必須。

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基礎がコンクリートかブロックかを判断できる。

床下や小屋裏に潜る際の点検口の位置を把握します。

詳細調査は、点検口の有無が重要であり、その位置や大きさ、点検ができるかどうかを確認します。

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キッチンの床下収納庫などから点検、調査が可能です。

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畳の床板を外し進入します。

調査内容を診断するには、建物の図面が必要となります。

既存住宅の図面があったとしても、図面と現況が食い違っていることが多いので、必ず現地と照合させます。特に、耐力壁の位置は必ずといっていいほど、申請図面と相違があるため調査必須です。コンクリートや塀も鉄筋が入っていると記載があっても、入っていない場合があるかもしれません。
その他、高齢者対策も図面に反映し、屋根、壁、床等の納まりを把握し、断熱・防火性能の診断を行えるよう調査をします。

鉄筋探知機で、鉄筋が入っているか確認します。

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調査に必要な情報を採寸し図面化します。

 

調査が完了した後は、調査内容の報告を行います。

調査当日、調査人員から調査資料を預かり、住宅医が報告書を取りまとめます。依頼者への報告は、詳細調査から約一ヶ月後となります。
報告書の説明は、約1時間~1時間半ほどです。報告後、所見についてのご説明をした上、どこを優先的に治療したほうが良いのかなどご相談できればと思います。

どうしても、調査当時に速報を聞きたいという方は、撮影した写真をお見せして状況を報告する場合があります。下の写真は、調査写真をTVに表示し依頼者に対して報告をしています。この場合、主に床下や小屋裏などの状況を報告することとなり、計算が必要な耐震性や断熱性は後日となります。

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調査終了後の報告会速報。

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3cmほどの厚みの報告書を元に調査診断の報告を行います。

 

調査した内容は、依頼者にもわかりやすいように「見える化」をします。

劣化、耐震、温熱(省エネ)、維持管理、バリアフリー(高齢者対策)、火災時の安全性の各項目を数値化し、レーダーチャートで表示します。もし、治療案を提案する場合は、調査診断時と治療後の性能を比較できるように表示します。

レーザー

調査診断時は赤色、治療後は青色で表示し、性能がどれだけ向上したかを把握します

 

 

住宅医による既存・中古住宅詳細調査サービスは、今住んでいる家を長持ちさせたいのでより詳細に調査してほしい方、リフォームやリノベーションをする前に調査診断してほしい方に適しています。

住宅医による既存・中古住宅詳細調査サービスのお問合せ・お申込みはこちらからどうぞ。

 

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(2015-05-14一部修正)
(2015-07-29修正)
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