京都-土壁のトヨダヤスシ建築設計事務所-土と国産杉を使う住宅医の仕事

御影の家

この建物は、マンションのようですが個人住宅です。
地下駐車場、地上3階建ての2世帯住宅であるためコンクリート造としました。

コンクリートは、蓄熱量が多く、外断熱にすることで室内環境が安定し、冬暖かく夏は涼しい家となります。
夏の日射熱侵入によるオーバーヒートを避けるため、開口部にはLOW-Eガラスを採用し、日射の調整・遮蔽を行える庇、格子戸を設けています。

東西南の開口部の真上に設けた庇により日中の日差しを遮蔽し、外部格子戸により朝・夕方の日射をさえぎることができます。
又、雨が降った日でも窓を全開放でき通風を確保することができ、夏の日射による余分な熱を室内に入れず、又、就寝時に防犯対策をしつつ熱を逃がす工夫をしています。

コンクリート造で問題になる結露ですが、内部の壁・天井全面に珪藻土を塗り、室内で発生する湿気を調湿させ結露発生の抑制をしています。
断熱性を高め、素材を吟味することで、マンションで発生するような結露被害は起こりくくなります。

結果、省エネルギー効果を発揮することができ、日々の暖房エネルギーの削減を図ることができています。

<建築概要>
所在地:神戸市
構造:地下1階、地上3階建て
延床面積:437.61m2(地階含む)
竣工:2011年3月竣工
設計:トヨダヤスシ建築設計事務所
施工:株式会社 山田工務店
左官:豊田工業所

<主な仕上>
造作材:吉野杉
天井:珪藻土塗り
床:唐松本実板張り、ナラ本実板張り
内壁:珪藻土塗り
外壁:外断熱の上タイル貼
屋根:シート防水の上、保護モルタル

<性能>
平成11年基準
熱損失係数Q値 :2.42 W/m2K
夏期日射取得係数μ値:0.040

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