京都-土壁のトヨダヤスシ建築設計事務所-土と国産杉を使う住宅医の仕事

南禅寺の家

南禅寺の家は、長期優良住宅の認定(省エネ等級4)を確保した上、平成の京町家審査員の方々の審査を受け、京都市の平成の京町家認定2号を頂いています。
平成22年度から始まった平成の京町家認定ですが、これまで3棟の認定があり、2号は私が設計した個人住宅です。

京町家に見られる、土壁、中庭、風通しの効果などを確かめつつ、省エネ型木造住宅「平成の京町家」を実現しています。
夏涼しく、冬暖かい土壁の性質を利用しつつ、調湿性や素材のやわらかさを住まいに取り入れ、又、夏はもちろんのこと、春や秋も快適性を向上させるため、家の風通しを通風シミュレーションにより確かめています。

家の風通しは、とても大切です。
季節・地域の風量、風速を考慮し、窓を適切な位置に配置することで快適性が大きく変わることを知っていただければと思います。

<平成の京町家とは?>
一言でいうと、京都らしいエコ・省エネ住宅のこと。
ただ単に京都らしい町家をつくるのではなく、京都が誇れ、京都が先頭に立ち引っ張っていけるエコ・省エネ住宅をつくろうと、平成の京町家として取り組みを行っています。

<建築概要>
所在地:京都市左京区
構造:木造2階建て
延床面積:90.25m2
竣工:2011年10月8日竣工
意匠・温熱設計:トヨダヤスシ建築設計事務所
構造設計:TE-DOK
施工:ツキデ工務店
左官:豊田工業所
庭園:木船昌夫(故)

<主な仕上>
構造材:紀州杉
造作材:吉野杉
天井:珪藻土塗り、天竜杉本実板板張り
床:天竜杉本実板板張り
内壁:土壁の上、本聚楽糊差し仕上げ、珪藻土塗り
外壁:リシン掻き落とし
屋根:いぶし瓦葺き

<性能>
平成25年基準
外皮平均熱貫流率UA値:0.64 W/m2K
平均日射熱取得率ηC値:2.5%
一次エネルギー消費量:642MJ/(m2・年)参考:178.48kwh/(m2・年)

※平成11年基準
熱損失係数Q値 :2.53 W/m2K
夏期日射取得係数μ値:0.069

<その他>
H22年度京都市の平成の京町家認定@第2号を取得。
H22年度長期優良住宅先導事業
サステナブル住宅賞 国土交通大臣賞

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