兵庫県西宮市での左官仕事。

某しましまさんからお仕事を頂き、兄、弟、木村、飯塚、秦と5人で一気に仕上げます。

既存壁の上に中塗り土を塗ってから、水引をみて、もう一度中塗り土を塗り金鏝で押えました。

中塗土には、某しましまさんが既存壁の土を再利用するために、壁から剥がしてフルイかけたものをミックスして仕上げの土をつくっています。

既存の土が白っぽかったようで、一般的な中塗り仕上げより、少し白っぽくなるのではないかということでした。(某しましまさん曰く)

さあ、乾いたらどんな色目になるんでしょうね。

 

下写真は、その仕上げ材。古土をふるっているので、粒が細かったです。

よく、中塗り仕上げにしてください。と指定がありますが、中塗り仕上げの意味やイメージが、それぞれ違うのに気をつけないといけないです。

 

中塗り仕上げの認識の違いを列挙します。

1、土壁で使っている中塗り土とスサをそのまま使って塗り、それで完成。将来、上塗りをする。
言葉だけで捉えるなら、これが「中塗りを仕上げにする」という意味になる。

2、中塗り土を、ふるいにかけて、細かなものにしてから、細かなスサを入れて塗る。
これは、切り返し仕上げに近い仕上。

3、中塗り土に色土、古土等をまぜて、スサも小さなもの、大きなもの等選んで塗る。これで完成。
これは、設計者がこうしたいなと思っている仕様。

中塗り仕上げの主な選択枝は、この3択かと思います。

職人さんに指示をする際は、この3つのどの仕上げを希望するのか、整理をしておくと話がスムーズです。

 

下写真は、上記の3の仕様です。

サンプル作っておこうということでつくってみました。

サンプルは、少しだけ石灰を混ぜています。

 

こちらは、天井漆喰の剥がれ補修。

石膏を下こすりして、漆喰を仕上げます。