ブロック塀の傾きを調べてみた@住宅医のインスペクション

今回の地震(6弱)でブロック塀が転倒し亡くなられた方がいらっしゃいました。

通常、建物を調査をする際、塀や擁壁、地盤などは見過ごしがちになることが多いので要注意です。

住宅医の私は、CB塀の傾きはこんな感じで測っています。

職人さんなら誰もが持っている下げ振りを1mで固定して使います。傾き量は、メジャーで測るのですが、メジャーの凹を利用するのがコツです。

この塀は、8段控えありですが、8/1000ほど傾いているので注意が必要です。(60mm=垂直です)

みんなで測って、傾きが大きい塀を地図上にプロットすれば、なにかの役に立つかもしれませんね!

今回の地震が起こる少し前に、住宅医スクールで講義をしていたのでとてもリアルなお話でした。

6/7東京住宅医スクール、6/16大阪住宅医スクールはすでに調査方法を紹介済み。

6/21福岡住宅医スクールは、明後日、講義をします。