先週の土曜日、京都大の小椋先生から結露計算の基本をご教授いただきましたので、早速、手で書いてみました。

講義では、水蒸気圧で計算をされていたのですが、設計者は、温度でグラフを描くほうがわかりやすいので、温度と露点温度でグラフを描きました。

定規でメモリをあたり、点をプロットし線でつなぐ。結果は、こんな感じです。

図示の流れです。

1、方眼紙を印刷。方眼紙ネットでダンロード。http://houganshi.net/houganshi_solid.php

2、石膏ボード0.0125m、グラスウース0.1m、構造用合板0.012mの厚みをそれぞれ縦ラインを引く。

3、室内10度、屋外3.1度のところをプロット。内外湿度が70%の露点温度は、室内4.79度、屋外-1.62度。これもプロット。
露点温度は、空気線図で見てもいいのですが、正確な数値がわかりにくいので、スマホアプリを使いました。

4、熱伝導率を調べ、熱抵抗を算出します。例)石膏ボード 0.0125m/0.22=0.0568・・・ 0.057とします。

5、内外の表面熱抵抗も含めると、室内0.11、PB0.057、GW2.22、構造用合板0.08、屋外(通気層有)0.11となります。

6、それぞれの抵抗の比率は、室内4%、PB2%、GW87%、構造用合板3%、屋外(通気層有)4% 計100%となります。

7、上記%を図示し、グラフを描きます。(ここが少し難しいかも)

これで、各素材間の温度変化が図示できました。

 

次に、露点温度のラインを描きます。(この図示の仕方で合っているかは、確認中です)

1、各素材の湿気伝導率or透湿比抵抗から、透湿抵抗(m2sPa/ng)を求めます。
室内0.00003、PB0.0003125、GW0.00058、構造用合板0.013476、屋外(通気層有)0.00086となります。
ここは、エクセル使ってもいいかもしれません。

2、それぞれの抵抗の比率は、室内約0%、PB約0%、GW約0%、構造用合板約99%、屋外(通気層有)約0% 計99%となります。
1%以下は、図示できないので、0%にしました。

3、上記%を図示し、グラフを描きます。(ここが少し難しいかも)

 

結果、それぞれの点を結ぶと、どの素材間で内部結露が発生しているのかがわかります。

この内部結露を防ごうと思うと、グラスウールの室内側に、透湿抵抗が高い素材を配置すれば、クリアできることがわかります。

内部結露を起こさないようにするためには、壁や屋根の仕様と構成をきちんと計算することが必要ですね。