高さ2mを超える門又は塀の告示改正案のパブコメに意見を提出してみた。「土塗真壁で塗り厚さが 30mm 以上」に関して。190621追加情報有。

190621追加情報有り。最下部参照ください。

2018年(平成30年)6月27日に交付された建築基準法の一部を改正する法律のパブコメが募集されています。その中に、土塗真壁の記載があったので、国交省に意見を提出してみました。

これから、土壁に関することが記載されている場合は、できるだけ意見を提出しようと思います。左官屋さんは、ほぼ、パブコメみないでしょうし。ここは私の役目なのかと感じています。

改正案

E 防火地域における高さ2mを超える門又は塀及び準防火地域内における木造建築物等 に附属する門又は塀で、当該門又は塀が建築物の1階であるとした場合に延焼のおそ れのある部分に該当する部分

1,不燃材料で造り、又は覆うこと。
2,土塗真壁で塗り厚さが 30mm 以上のもの(表面に木材を貼り付 けたものを含む。) とすること。
3, 厚さ 24mm 以上の木材で造られたものとすること。

建築基準法の一部を改正する法律の施行等に伴う国土交通省関係告示の制定・改正案(総則・単体規定)に関する意見募集について より

上記2と3が追加されました。

下写真は、説明会の資料です。

説明会では、着火防止は必須で、燃え抜き防止措置が新たに加わるような話でした。でも、着火防止が必須なら、不燃材料で造るかまたは覆う必要があり、結局は、現状とあまり変わらないような気もしました。

ということで、想定している納まりを教えてほしいと意見をしました。

意見は、下に記載した通りです。

2m超える門塀について、想定している納まりを教えていただきたいです。
土塀をつくる場合、着火防止のため不燃材料で骨組(コンクリートor鉄系or不燃加工木材)をつくり、燃え抜き防止対策のため、表面に土壁30mm、軒裏の木材24mm、瓦葺きを想定されているのでしょうか? 土塀は、表面が土であるため、不燃材料で覆うことは難しく、上記の納まりとなると感じました。
また、木製の門をつくりたい場合、
不燃加工した木材とし、かつ、土塗り30mm(両面)の上に、板張24mm以上(両面)としなければいけない想定でしょうか? となると、土塗りは必須になるのでしょうか?
地域によって、土塗りができない(職人がいない&材料がない)ことから、漆喰も告示に含めたほうがよいのはないでしょうか?

パブコメ意見提出内容:豊田保之

締め切り後、1ヶ月程度?で意見の回答がアップされます。まっとうな意見だときちんと回答があり、趣旨にそれていたら回答はないでしょう。どうなるでしょうかね。たのしみです。

190621追加情報 パブコメ結果

パブコメの結果がでました。質問を6つに分けて、回答を記載してくれています。やはり、パブコメはきちんと意見を伝えることが重要のようです。

このパブコメの中で、77と78番の回答が気になりました。

「いずれか」で良いということは、木材厚み24mmですべてつくれば、木製の塀もつくれるということのようです。この告示解釈が成立すれば、木製の塀が造りやすくなるので、これは素晴らしいことです。

出典:建築基準法の一部を改正する法律の施行等に伴う国土交通省関係告示の制定・改正案(総則・単体規定)に関する意見募集の結果について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000188799

パブコメ結果にある、P12とは、パブコメの募集時にアップされていた資料のものです。1、2、3すべて適用なのか、1、2、3のいずれかがわからなかったのですが、それがほぼ確定したということでしょうね。

出典:建築基準法の一部を改正する法律の施行等に伴う国土交通省関係告示の制定・改正案(総則・単体規定)に関する意見募集について 
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000184807

正式に告示がでるまでは、まだ、最終決定ではありません。

でもなんだか楽しみになってきました。

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