住宅医スクールで学んだことを2018年8月号建築知識に執筆しました。リノベの調査診断手法は必見です。2019年度住宅医スクール受講募集締め切り間近。

住宅医スクール2019の初回(東京と大阪)で講義をするので、その資料作りに追われています。ゴールデンウィーク中にほとんどつくってしまいましたが、最後の味付をどうしようか悩み中。

今年のテーマは、調査診断治療の見える化にしました。事例をみつつ、調査診断改修までの流れを一般の方でもわかりやすいように見える化します。

昨今、色々なシミュレーションソフトがでているので、それを駆使して、断熱や防露、通風、日照などの環境配慮に関して、見える化していくという講義です。

住宅医が行っている調査診断治療の手法と一般的なリノベ・リフォームをグラフ化するとこんな感じかと思います。特殊なリノベ・リフォームを除きますが、技術や知識が増えることで、面白さが増すという意味でつくりました。

これは、プロも一般の方も同じなのかと思っています。

野球に例えると、

選手やルールを知っていることで、面白さが倍増します!リノベやリフォームもそれと同じです。

やはり知ることが重要です。

2019年度の大阪スクールは、
wallstatで耐震を見える化する中川貴文先生
構造の基本説明がとても明確な桜設計集団の佐藤孝浩先生
高齢者対応には、今年度初の室崎千重先生
防火は法改正がたくさんあるので安井昇先生が2コマに。
資産価値と中古流通の話を南雄三さんに。
そして、山辺豊彦先生から耐震改修のお話が聞けることになっています。

東京は、大阪のカリキュムと同様ですが、伝統建築の限界耐力計算や改修法について松井郁夫さんと山中信悟さんのタッグでお話いただけます。

開催時間が午後からになったことと、通年受講料が99000円になったことが、昨年と変わっている点です。遠方からも来やすくなっています。

東京は5月30日、大阪は6月8日に開講します。

住宅医スクールは、住宅医協会のサイトから御覧ください。
https://sapj.or.jp/

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