「既存外壁を残したまま、新たに断熱付加をする場合の 防露診断と治療」について執筆しました。
一般社団法人 住宅医協会のコラムに、「既存外壁を残したまま、新たに断熱付加をする場合の 防露診断と治療」について非定常計算でわかったことを執筆しました。
改修となると、壊せない・壊さない壁や屋根天井があるため、また、雨水侵入に加え、空気の流入、通気層が確保できない等を考慮して、診断と治療にあたらないといけません。
複雑なパズルを、エクセル等だけで計算するのは限界を感じたので、WUFIという非定常計算で、いろいろなケースを検討してみました。今回、執筆したのはほんの一部ですが、既存改修に関わる部分ですので紹介したいと思います。
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ちょうど良いタイミングで、IBECから、「防露その1~結露防止ガイドブックが製作された頃の状況」について動画が公開されました。その1ですので、今後、動画が増えていくかと思います。必見です。
執筆目次
目次はこんな感じです。
0、結露の計算とは?
1、外壁から雨水が侵入した場合、どのくらいの量で壁の中の相対湿度が変化するのか?
–>診断結果。雨水侵入1%と5%と10%の比較。
2、地域による寒暖の差は、どのくらい壁の中に影響があるのか?
–>福知山(5地域)、京都(6地域)、白浜(7地域)の比較
3、もし、防湿フィルムが破れた場合、また、隙間があった場合は?
4、まとめ
住宅医協会のWEBSITEに掲載されたコラムは、以下からご覧ください。