寝室の土壁も乾き、外壁仕舞ができたので隙間量の測定をしてみました。

瓦が相変わらず綺麗です。

今日は、建物の隙間量を測定します。昔の土壁の家は、隙間がたくさんあいていて、隙間風が入ってくる悪いイメージがついているので、それを改善しようとしています。

 
室内はこんな状況。裏玄関は、土壁で塗りまわします。木小舞下地が完了したので、来週あたり土塗りです。
それにしても現場が綺麗。ここまで綺麗だとなんだか嬉しいですね。

 
寝室の土壁です。ヒビが入って来たら乾燥の合図です。
土は、岐阜の荒土だそうです。表面は、鏝の押さえ方が違うのか、思ったよりツルっとしています。

 
裏面は、しっかり乾燥しています。
土のはみ出し感もGOOD。

 
今回、寝室全面に土を塗りました。土壁にすることで、蓄熱効果を発揮させ就寝時の室温を安定させようという狙いです。

まずは、隙間風が入ってこない家を造らないといけないので、隙間量を測ります。

測定は、実習もかねて、岐阜県立森林文化アカデミーの辻先生と生徒さんがしてくれています。学生が気密測定できる学校ってすごいですね。そんな学校に出会えていれば、私も若いころに入りたかったです。

測定器のセットも完了し、いざ測定。

 
結果は、C=0.6cm2/m2です。素晴らしい。
1.0cm2/m2を切れるかどうかと思っていたので、想定以上によかったです。

工務店さんと職人さんが隙間をふさいでくれた結果ですね。