先日、宮津に行った際、土壁でできた蔵があったので、どこが割れているのか確認してみました。

 

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写真を見てもわかるように、隅柱で割れています。きっと、風雨にさらされて、土が剥がれたんでしょう。
柱には、剥がれ留めなのか、斜めにノコ目?が入っています。隅柱部分には、竹小舞がなく藁スサで巻いているだけのようです。藁スサは、30cm間隔ぐらいでしょうかね。

この状態で土がついているのが不思議な感じもしますが、周囲の土と一体になっているので、竹小舞がなくてもはがれにくくなっているのかもしれません。

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下の写真は、柱の上から竹小舞が釘で留められています。ただし、見る限り2本?の竹のみ。窓下の壁なので、窓下枠についた雨水が中央部に流れて土が剥がれてしまったように見えます。

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荒土は、一度固まるととても強固になります。昔、1年ほど保管した荒土を、園芸用のスコップで壊そうとしたのですが、思ったより硬かった記憶があります。

実験で蔵の耐震性を確認でき評価できるようになると、土の仕事が広がり、技の伝承もでき良いと思うのですが。
実験しようと思うと、土が乾燥するまで置いておかないといけないですし、固まった壁を移動するのも大変そうですし、難しいんでしょうね。