ついに見つけました!木摺に中塗土を塗って上塗りをした住宅です。

たまたま解体途中の建物を眺めていたら、壁が壊されて木摺があらわに。。

この機を逃すまいと、解体業者さんにお願いし、中に入れてもらいました。

採寸した結果です。

木摺 6×33
隙間 9mm
釘打ち 1本&2本 サビ有り。釘が抜けているような感じはしない。
荒土に使う長めのスサは見当たらず。
土の厚み15~20mm程度
木摺を手で剥がそうとしても剥がれなかったので、そこそこしっかり喰らいついています。

貫は見当たりません。

外壁側のバラ板が妙に黒いのが気になりますが、木摺と土の色はとても綺麗です。

剥がれた土と木摺をサンプルとして頂きました。

スサは、こまかなものです。

 

記録として、破壊実験動画も撮りました。

バールで壁を壊してみると、サックサクです。

少し硬い砂を壊しているような感覚です。

解体屋さんは、壊れた壁を見て微笑む私を見ていましたが、変人にしかみえなかったでしょうね。

父から、「木摺に中塗土を塗った時期がある」という話を聞いていたのですが、まさにこの建物の壁がズバリです。

ただ、「木摺に中塗り土はあまり良い仕事じゃない。ちゃんと荒土を塗らんと。」と言っていたので。。

このサックサクの壊れ方が、父の言っていた意味につながるのかもしれません。

あと、たしか外部にも同様の仕事をしていたような話だったので、もしかしたら、外部のほうが劣化がしやすく故障が多かったのかもしれません。