土壁
週末、土壁のはなしという特別講義をします@京都造形大通学部伝統工法講座
パワポが完成しました。 14日9時から、通学の2年生に向けて話をします。 土壁のはなし 1、日本の土壁・土壁ができるまで 2、左官素材の変遷 3、土壁の性能・素材の表面温度と保温性 4、土壁の経年劣化と土壁探求 5、まと […]
白セメントにゼオライトを混ぜて研ぎ出してみた。
白セメントにゼオライトを混ぜて、研ぎ出してみるとどうなるか試してみました。 下地は、レンガ。白セメント+ゼオライト入を5-8mm程度塗ります。 研ぎ出しのマシーンはこれ。 研いでいきます。 少 […]
綺麗な洗い出し見つけました。南部っぽい石に、白セメント+色粉入。
木津にある某会館でたまたま目に止まりました。 暖色系なので、温かみがあります。 豆砂利は、南部っぽい色目です。 目地はベージュっぽいですが、拡大すると白に近い色です。。 タイルの目地もそうですが、白系のほう […]
中学生が泥団子をつくりに事務所にやってきました。
団子の下地を5つもつくってくれました。 竪樋サンプル有効活用です。これは、なかなか使えます。 乾燥するまで時間がかかるので、すでにできあがった団子に、白系の下塗り材を塗ります。 少し乾燥させて […]
左官薄塗り後、石膏ボードの継ぎ目が微妙に見えるので塗り直してみた
極稀にこういうことが起こります。 同じ職人が同じ材料を使って塗っていても、継ぎ目がうっすらとでてきてしまいます。 時期のせいか、下地の不陸か、乾燥時間なのか。自然素材は気まぐれですね。 メーカーさんに原因を聞くとこんな回 […]
鉄平石に水をまいてみた。Before After
鉄平石が張り終わりました。 目地は、広めにして、モルタルの拭き取り仕上げです。 水をまくと綺麗な色目に変身。 スロープ水下には、側溝をとり砂利を敷き込みました。 砂利は、拭き取り仕上げと同じ砂 […]
方形の鉄平石を敷き込んでみた!
鉄平石が届きました。今回使用するのは、3種の方形です。 製造所からの発送だったので、建材店での受け取りはできず、運送会社の支所まで取りに行ってきました。 現地クレーンだと、35000円もかかるって話だったので・・・さすが […]
左官職人高齢化。若手が減少し、工務店も職人確保が難しくなる時代へ@職人になりたい人募集中
外構工事は、工務店の左官屋さん?にお願いしています。 現場で作業している方を見ると、高齢の方ばかり。。。 高齢の方に作業させて、写真を撮っていていいのか・・・。と考えさせられた場面。 でも、私より絶対に元気で体力もありそ […]
住宅医の調査から設計・耐震改修まで。建築知識2018-8月号に全9ページ掲載
5月頃から取材を受けていたのですが、ようやく発売されました。編集者の方々も大変おつかれさまでした。 建築知識2018年8月号。「成功する耐震改修 たった一つの法則」というタイトルです。中身を拝見しましたが、なかなかの密度 […]
土壁+石場建てで足元がどれだけ滑るのかシミュレーション(動画)してみた
石場建てのシュミレーションができるようになりました。 柱:150角 梁:105*300 壁:土壁 区画:3640*7280 地震動:JMA神戸1倍 動画開始6秒後に足元が滑っています。 iphone mpeg4 480* […]
5年4ヶ月後の稲荷山黄土の切り返し仕上げ&深草土の中塗り仕上げ
平成の京町家KYOMOの壁です。山本名人が塗った壁なので、解体前に再確認しました。 2013年3月に完成してから、約5年と4ヶ月後経ちました。2018年7月から、少しずつ解体作業をされるそうです。 外部正面 […]
事務所定番の珪藻土で仕上げています。
珪藻土の薄塗りです。色も定番の色になりました。なぜかこの色人気あります。 壁の表情はこんな感じ。表面が少し荒く、均一になるように仕上げています。 自然素材に近いので乾くと色目が変わります。これぞ自然って感じ […]
解体前の平成の京町家伝統型モデルルームを見学。
解体が決まった平成の京町家伝統型モデルルーム。 設計をされた佐野先生にお願いし、ご無理をいって見学をさせていただきました。 2011年ごろに平成の京町家の認定が始まり、約7年ほど。なんだかんだ色々関わりがあ […]
吉村順三さんと山田幸一さんの言葉の共通点@伝統と創造
少し前から、セミナーで紹介している言葉。 「伝統を忘れてしまうと、新しい構想による日本壁の創造も不可能となる」 山田幸一 1985 日本壁のはなし これに似た言葉が、森美術館で吉村順三さんの言葉として紹介さ […]
珪藻土の下塗り開始@下鴨平屋
今日からケイソウドの下塗りです。 まずは、養生作業です。左官は、現場に行っていきなり壁を塗るのではなく、まずは養生をしないといけません。 材料が飛び散らないようにシートとテープで保護し、ボードの継ぎ目に下塗り材と寒冷紗を […]
建築人6月号に掲載。建築の射程-伝統土壁と省エネの共存は可能なのか?
大阪府建築士会が発行する建築人2018年6月号に掲載されました。 建築の射程 伝統土壁と省エネの共存は可能なのか? というタイトル。 PDFをどなたでもダウンロードできますので、よければご覧下さい。 https://ww […]
ラスモル下こすり終わり、吹付色決め。
下鴨の家の下コスリが終わりました。 次は、外壁の色決め。 粒有り、粒無し。どっちがいいでしょうね。 こちらは、少し赤身がある色。 やっぱり、薄いほうがいいか。中塗土色だし。。
劣化状態を見逃さない調査を行うために。
「屋根があるので、外壁や屋根の状態が把握できませんでした。。見えなかったから、修繕費用が追加になります。」って、言いたい気持ちはわかるのですが、やはり、できるだけ調査の段階で把握して、予算枠をつくってあげるのが住まい手に […]
大開口と土壁の家でZEHをどう実現した?日経アーキテクチュア2018-3-8号掲載@フルイチチョウの家
フルイチチョウの家は、小規模な住宅ですが、日経アーキテクチュア2018-3-8号に掲載していただきました。 大開口と土壁を使ってZEH(ゼロエネルギーハウス)にトライした事例です。 ならやまの家も大開口と土 […]
水たまりができない土間仕上げをつくって、水を染み込ませてみた。
モルタル金鏝面と骨材入モルタル拭き取り面に水を垂らして、吸い込みを確認しました。 骨材入モルタル拭き取り面のほうが水の量が多いのですが、思いのほか吸い込みます。一方、モルタル金鏝面は、水の量は少ないのですが、少したまりま […]
土壁平屋、中庭型住宅@里山上津台の家+
3月3日の見学会も終え、4日に引き渡し&床塗りDIYでした。見学会当日、思っていたより見学者が来ないので、竣工写真を撮っていたら、お昼ごろにどかっとたくさん見に来られました。朝一来られた方正解です! LDKから中庭を見る […]
骨材入りモルタル拭き取り仕上げをしてみた@玄関土間
室内はほとんど完成。(2/24の状況) 玄関戸と格子戸も入りました。この格子戸は必見で、玄関で防犯もでき、中庭も防犯ができるというスグレモノです。 土間は、モルタルで見切りをつくったあと、拭き取りで仕上げま […]
和室糊土の壁&天井を間接照明で照らしてみた
和室の壁と天井を糊土で仕上げました。やっぱり、土色は素敵です。 天井には間接照明を仕込んでいます。 照らすとこんな感じです。和室糊土の壁&天井には、間接照明がおすすめです。
珪藻土を塗り回りしてニッチをつくってみました。
室内の壁厚を有効利用して、ニッチをつくりました。 いつもは下枠を木にするのですが、今回は塗り回しです。 ここに飾られた小物を想像するととても素敵そうな予感がします!
水たまりができにくい土間仕上げを目指す。モルタル洗い出しと拭き取り仕上げのサンプル製作。
通常のモルタルに大中小の骨材を混ぜてサンプルをつくりました。左上のサンプルは、瓦を砕いた欠片を混ぜて洗い出しにしています。ほかは拭き取りです。 塗ったばかりなので、まだ乾いていませんが、徐々にセメント色に近づいていきます […]
糊土を天井石膏ボードの上に薄く塗ってみた
天井でも、思っていたよりもしっかり引っ付いています。 まず、石膏ボード12.5mmの上、専用下地材(白)を塗ります。その専用下地材を乾かしてから、糊土1mmを薄く塗っていきます。 そして半乾きの状態で、さら […]
石膏ボードに左官薄塗りする際のビスの間隔は?
左官の薄塗壁をする際に重要なのが、石膏ボードのビスの間隔です。構造用面材を張るときのビスや釘の間隔は、設計者も把握していると思いますが、下地は工務店さんにまかせている場合が多いです。 でも、実は下地こそ重要で、ヘタしたら […]
冬に土壁が凍るとどうなる?画像あり。
土壁が凍ると、結晶のような痕がでます!!引っかき傷ではありません。 「花が開いたようになるんや」と、叔父さんにきいた話し通りですね。 昼間に土を塗ったとしても、夜に凍ってしまうことがあります。そうすると、朝方、温度が上が […]
世界に誇る伝統の技-左官、日本一を目指す。をみた@BSフジ
実家で、『一滴の向こう側』「日本の匠 左官」(後編)というTV番組をみました。 左官職人さんって、カッコイイ!と思ってもらえたらうれしいですね。
石膏ボード下地に糊土を仕上る方法、漆喰を仕上る方法@里山上津台の家+
里山上津台の家も、左官仕上の追い込みに入っています。 外部は、足場もとれスッキリしました。押縁板張りは落ち着いた色目。何色もサンプルをつくったかいがありました。 外壁が手前と奥に見えると奥行き感が増します。 こちらは、裏 […]