竹小舞土壁と断熱材間の温湿度を2年間実測した結果、冬1月に内部結露は発生したのか?

竹小舞土壁に外張断熱した物件の温湿度データをまとめました。6年前に実測したデータです。

短期では、土壁と断熱間の内部結露は発生しないということが実測でわかっていたのですが、今度は、長期でデータを解析してみました。

マル秘データなので最初の5日間だけOPEN。あとは、モザイク掛けました。

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冬1月1日~31日までの温湿度データから、絶対湿度のグラフを描きました。

LDK机上と天井は、変化が激しいですが、ピンク色の土壁断熱間は、比較的安定しているように見えます。

土壁の背面に断熱材を充填すると、内部結露すると指摘する方もいるようですが、グラフを見る限りそんな状況にはなっていない模様。それよりも、土壁と断熱間の方が水蒸気量が安定し実は快適なのでは?と思ってしまいました。

夏と梅雨も解析しましたが、へ~。という分析結果がでました。これも、今のところマル秘です。

この冬のデータ解析結果は、来週開講する住宅医スクール広島でお話する予定です。
ウケがよければ、また他のセミナー等で話をしようと思います。ウケが悪ければ、お蔵入りかもしれません(笑

住宅医スクール広島 12月9日開講
https://sapj.or.jp

この日は、予定が変わり三澤康彦師匠と一緒に講演です。

前座なので、アタタメておかないと。。