<設計事例>
風と太陽と土の力を活かし、冬は暖かく夏は涼しい土壁の家をつくる一級建築士事務所です。木と土壁の家、高気密高断熱住宅、和モダンな家、古民家再生、京町家リノベーションなど、新築・リフォームともに風の力、太陽の力、土壁の力を生かした設計をしています。京都を拠点に、大阪、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、岐阜、愛知で家づくりをお手伝いしています。
<WORKS PHOTO PICKUP>
当事務所の設計スタイルや雰囲気を一目でつかんでいただくため、設計事例の中からピックアップしました。どうぞご覧ください。
民家を再生しました。カーテンで閉じられたままの窓を、木の窓にやりかえ、木のデッキをつくりました。
1階を中心に耐震性能と断熱性を向上させています。
南面の窓は木の窓とし、正面の壁は土壁としました。パッシブデザインを心掛け、冬暖かい家をつくることで、家族が集まってくれるように配慮しました。
1階の土パッシブエリアは、UA=0.44w/m2Kとなり、新築以上の断熱性能としています。
ダイニングキッチンです。南面に大きな木の窓を設けて、お日さまをたくさん取り込みます。
風通し・防犯・目隠し用の格子戸も設けました。右手の収納は、造付とし、キッチン廻りにたくさんの収納スペースを設けました。
コの字型キッチンです。天板がつながっているので、歩く距離もほぼなく、回転するだけで作業ができます。
引き出しは無垢材です。壁は、モザイクタイルとしフライパン掛けを取り付けました。
山型に切り取った壁の中に入ると、籠れるワークスペースがあります。ひっそり家計簿をつけたり、仕事や勉強ができます。
正面と右手の左官の塗り壁は、ペンキやクロスと違う、やわらかい色合いと質感の壁に仕上ました。
木の窓と木の壁、木の屋根に囲まれた中庭です。家の中から見えるのは、自分の建物と紅葉と苔だけ。
囲われたスペースを活かした空間です。
今は失われつつある日本の町並みは、どこも瓦屋根が連なるこんな風景でした。昔からそこに建っていたかのような建築のデザインを心掛けました。
下見板はもともと建っていた建物の仕様と同じ仕様です。2階窓は、有松の建物にこういう配置の建物がありそれを踏襲しました。
昔ながらの町並みにあわせるため、車庫の出入り口を電動のオーバースライドドア(格子戸)にしました。
格子の間隔は、この町で見かける格子の間隔と同じです。
土壁と国産杉・松に囲まれたリビングとダイニングキッチンです。正面の裏庭には紅葉と芝を植えています。
壁は、土壁の上、豊田土半田なできり仕上です。床・壁・天井共に木の色・土色の風合いです。
オーダーメイドのキッチンです。キャビネットや扉は、無垢材を使いました。窓は木製建具+LOWEペアガラスです。
キッチンからリビングダイニングやお庭を眺められるように設計しています。
LDKの天井高さは2.78mです。正面の窓は、メーカー製木製建具です。隙間風がなく、結露も起こっていません。
床は、浮造りの杉フローリング。壁は、土壁に漆喰。天井も漆喰としました。
この通路は、奥様のためにつくった吹き矢レーンです。自然光とともに、多くの日射熱を取り込めます。
床は、桧のフローリングとし、潜熱蓄熱材を敷込み蓄熱させています。壁は土壁に珪藻土を塗りました。
手前がリビングダイニングで、階段奥が子供室です。壁は、土塗りの上、珪藻土を塗りました。
床は、上小節の国産カラ松フローリングです。天井は内装制限もあり漆喰塗りとしました。
右手のお庭に面する建具は、木製建具に太鼓貼障子戸を設け断熱性能を向上しています。
100坪の古民家を2世帯住宅に再生しました。床はヒノキフローリング。天井は、Jパネルとし、古材と色合わせしました。
壁は、漆喰とペンキです。建具は、既存建具を再利用しました。
終の棲家となる平屋の住宅です。正面の壁は、木製の塀です。ガラス屋根下部は物干しがあり、雨の日でもよく乾きます。
中庭型の住宅とし、手前が寝室で中庭の奥がLDKとしています。
客間の壁と天井を、黄土色の糊土仕上げで仕上げました。天井は2.1mです。
和室なので、右手の窓は高窓とし直射日光が入らないようにしました。左手の障子戸を開けると中庭を見ることができます。
LDKです。天井高さは3mあります。壁は白系の珪藻土で仕上げました。天井は紀州材の杉をアラワシ。
カウンターや扉はナラ材です。天井扇を設けて、暖冷気だまりができないように配慮しました。
家をコの字にし中庭を設けました。リビングと廊下、和室からそれぞれ木々の彩りを楽しめます。
来客用の和室は、木製建具を全開放することで庭を堪能できます。小さな庭ですが、地苔が生え、池にはメダカが泳いでいます。
料理をしているときに樹木を見たいというご希望から、キッチン正面は横長のマドにし樹木を植えています。
食器棚と調理道具掛けは、家具職人につくっていただきました。ダイニングテーブルは、お持ちの家具をリメイクしました。
外壁は、杉板に押縁を取り付けました。照明は、足元を照らしつつ、外壁に陰影がでるように配慮しています。
玄関正面のネットフェンスに被子植物がからみつくことで目隠しにもなります。
寝室の壁は、絶対に土壁がオススメです。
就寝している時が一番体が休まる時なので、その部屋に調湿・蓄熱効果が発揮できる土壁とするのが理にかなっています。
土壁の蓄熱効果を利用すると、昼と夜の温度差が小さくなり快適に就寝することができます。
リビングダイニングにも土壁を採用します。
断熱材を付加することで、冬暖かく、夏涼しい、結露に困らない家をつくることができます。
半屋内型の物干しです。お陽様は、トップライトから注ぎ込み、壁上部にあけたスリットから風が流れます。
雨の日でも洗濯物が干せるので、外出時にも安心です。
周囲の町並みにあわせて家をつくりました。昔ながらの町並みが残るところですので、瓦を葺き、白壁や格子を使っています。
壁は土壁の上に漆喰を塗り、天井も漆喰で塗り回しました。床は、浮造の杉フローリングです。
天井が少し高いので天井扇を設け空気を循環させています。
2階のワークデスクです。ご夫婦とお子さんが並んでここで仕事や勉強をします。
収納の下部に地窓を設け風通りをよくしました。
収納棚には、お持ちの古建具を再利用しました。吹抜に面するので、家族のコミュニケーションをはかれます。
2世帯住宅です。横長のマドに庇を設け、防犯と日射遮蔽、通風用に格子戸を設けました。
2階と3階は全面格子戸で塞ぐことができます。RCの外貼り断熱なので、室内は温度差が小さく快適です。
寝室です。収納には古建具を使用しました。正面の壁は、PCMとよばれる潜熱蓄熱材を左官材料に混ぜ塗っています。
床と天井は、節のない杉板を使っています。
木の窓を使うことで窓のフレームがなくなり見た目もスッキリします。
中庭奥はリビングですが、日照シミュレーションを行い、お陽様がたくさん入るように設計しました。
ペニンシュラのオーダーキッチンです。LDの床は山桜のフローリングです。デッキは国産の栗材です。
2枚引き込みの木製建具を使い、開放的につくりました。木製建具は、オリジナルの気密処理を行い隙間を少なくしています。
南面は、窓を大きくしてお陽様を取り込みます。軒の出は1.2m跳ね出しお盆明けまで日差しを遮ります。
赤杉板壁、節がないカラマツフローリングを使っています。
LDKの天井は3.25mあり、天井を高くすることで部屋を広くみせ、窓を床から天井までとしました。
窓は、サッシ内側に障子戸を設け和モダンに仕上げています。
築100年の古民家を再生しました。若夫婦の居住スペースです。古建具も利用しました。
床は、桧のフローリングです。建具は引き込みとし、ダイニングとリビングを区画することができます。
籠もれるセカンドリビングです。床は畳とし床暖房を設置しました。
天井は少し低めにしたので、お休み前のほっこり空間です。
平入りのファサード。壁は板壁とし、屋根はガルバリウムです。
屋根上に設けたトップサイドライトから風と光りを呼び込みます。
平屋の中庭です。外壁は全て杉板張りです。左手が和室、正面が廊下、右手が天井高さ2.78mのリビングです。
リビングは、南に面しています。メーカー製の木製建具を使用し隙間風が入りにくいようにしています。
書斎です。書斎を抜けると、住居の玄関から廊下へと続きます。家の端から端までが見えることで光と風がつながります。
壁と天井は、オリジナルの漆喰で仕上げました。床は無垢のカラマツフローリングとし、食器棚や机はナラ材です。
木と漆喰で仕上げたLDKとなっています。
白い壁を大きく取ることで、プロジェクターのスクリーンにもなります。TVの映像を大画面で楽しむことができる壁です。
アンティークがお好きな住まい手でした。床は栗材、壁は吉野の杉板を張りました。障子戸は吉村障子とし壁の中に引き込みます。
アンティークにも雰囲気が合いそうな室内空間としています。
白い壁と木格子、ベージュの板壁で外観をしつらえました。京都市の景観規制もあり街並みにあわせた色あいになっています。
家づくりを設計事務所に依頼する際、「どんな家をつくっているのか?」「どんな素材を使うのか?」「土壁って何がいいの?」「設計料や工事費用は?」など、よくわからない点が多くハードルが高いと感じませんか?そういう思いからWEBの情報を、家族みんなで共有できるように、住まいづくりハンドブックをつくってみました。土壁の家をつくってみたい住まい手は、資料請求フォームから「住まいづくりハンドブック」(無料)をお申込みください。
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