よくいただくご質問にお答えします。(2023年3月15日更新)

土地に関して

Q.土地を購入する前にご相談したいのですが?

A.土地からのご相談も可能です。ご連絡いただければ、その土地にどのぐらいの規模の建物が建つか検討させて頂きます。(計画地・規模、条件によって、無償と有償の場合がありますので、一度ご相談ください)
 

Q.ローンを借りる際、設計図と工事見積が必要といわれたのですが、作成していただくことはできますか?

A.土地購入からご相談を頂いた場合は、銀行に提出する図面と見積書を作成させて頂きます。
 

設計に関して

Q.遠方でも設計依頼は可能でしょうか?

A.基本的に、全国どこからのご依頼でもお請けいたします。
 

Q.遠方の場合、費用はどうなるのですか?

A.私達の事務所から建設予定地までの距離が100㎞を超える場合、現場監理にかかる実費交通費分を頂いております。又、日帰りが難しい場合は、宿泊費を頂くこともあります。
 

Q.都市部で木製の建具や木材の外壁を採用できないと聞いたのですが?

A.そんなことはありません。うまく設計することで木製建具や木材の外壁を使うことができます。
 

Q.これまでの工事費実績がどのくらいか知りたいのですが。

A. 総工事費の実績としては、新築は、2000~14000万、リフォームは、1000~6000万の範囲となります。
 

Q.建物本体工事費は、どこからどこまで含まれているのですか?

A.新築、リフォーム共に、建物本体に加え、基礎、照明、キッチン、造付家具、土壁、一部外構が含まれます。
 

Q.一級建築士の資格を所持しているので、友人宅や自宅を一緒に設計をしたいのですが可能でしょうか?

A.可能です。設計事例の「ならやまの家」「岩園の家」「垂水の家」「美濃加茂の家」「三木の家」「小野の長家」は、共同設計もしくは、設計打合等に同席して頂き進めています。
 

家の性能に関して

Q.長期優良住宅認定、低炭素建築物の認定を取得できるよう設計できますか?

A.どちらも設計可能です。
 

Q.耐震等級3の設計は可能ですか?どういった構造設計をされていますか?

A.可能です。新築は、許容応力度計算を全棟行っています。

  

Q.断熱等性能等級7(UA値0.26クリア)やHEAT20 G3の設計は可能ですか?家の形状は真四角になり設計の自由度は狭くなりますか?

A.設計可能です。家の形状は、真四角でも、コの字型でも、への字型でも、UA値0.26を確保できます。自由度が高い設計ができるのが当事務所の特徴です。

 

Q.気密測定を行いC値0.5~1.0cm2/m2以下になるような設計をしてほしいのですか可能ですか?

A.設計可能です。この場合、気密化ができる工務店へ工事を依頼することになります。気密化しやすい仕様としC値0.5cm2/m2程度以下を目指すのか、又は、自然素材や引き戸を使ってC値1.0cm2/m2程度以下を目指すのかは、設計依頼後に相談となります。

 

Q.C値0.5~1.0cm2/m2以下にする場合、家の形状は真四角になりますか?自由な設計は難しいですか?

A.気密をとる場合の家の形状は、真四角限定ではありません。真四角の方が施工の難易度が下がるので数値はでやすいのですが、コの字型でも、への字型でもC値0.5~1.0cm2/m2以下にすることは可能です。

 

Q.土壁の家でもC値0.5~1.0cm2/m2以下をクリアできますか?

A.クリアできます。当事務所が行っている土壁の場合は、土壁を採用したことによって気密性能が落ちることはありません。

 

Q.ゼロエネルギー住宅にしたいのですが可能でしょうか?

A.設計可能です。土壁を使ってゼロエネルギー住宅にすることも可能です。
 

土壁に関して

Q.土壁ってどういうものですか?

A.竹や木の上に荒土と呼ばれる土を塗り、砂を入れた中塗土を塗った壁を「土壁」と呼んでいます。
 

Q.石膏ボードやポリエチレンフィルムを使わない家を目指しています。可能でしょうか?

A.土壁にすることで可能です。
 

Q.昔ながらの漆喰や土で壁を仕上げたいのですが。

A.可能です。漆喰は、石灰と水、骨材、スサ、角叉糊を混ぜて作っています。土は、聚楽土や黄土に、水、スサなどを混ぜ作っています。
 

Q.土壁は、完成後しばらくして土がボロボロ落ちてきて数年で塗り直しをすることになり後に負担になるとの印象ですが?

A. 昭和初期に流行った繊維壁(キラキラ光っている壁)は糊の質が悪かったこともあり、ぽろぽろ落ちていましたが、今の壁は、完成後しばらくしてぽろぽろ落ちることはありません。ただ、昔ながらの土だけで仕上る土壁は、手でさわると土が少し付く場合があります。もし、気にされる方は漆喰や珪藻土などで仕上げることも可能です。
 

Q.準防火地域で、外壁に木材を張るためには土壁を使えば良いと聞いたのですが。

A.土壁を使えば、準防火地域でも合法的に国産の杉や松などを外壁に張ることができます。詳細な基準はありますが、土壁を片面30㎜とするか、両面40㎜塗れば、木材を張ることができます。

Q.土壁の背面に断熱材を入れると、空気が抜けないから壁の中が腐ってしまうと聞いたことがあるのですが。

A.結露計算を行うことで、壁内部に水蒸気が溜まりにくい壁構成にすることができます。土壁にかぎらず、構造用面材を使う場合や、ポリエチレンフィルムを使いたくない場合も同様に計算すれば解決できます。
 

Q. 土壁の家は、隙間が多く寒いと聞きます。土壁で隙間が少ない家にしたいのですが可能でしょうか?

A.可能です。当事務所は気密測定器を所持しており、土壁の家でもできるだけ隙間が少なくなるよう配慮しております。
 

Q.土壁の家でも耐震等級3、断熱等性能等級7を取れますか?

A.耐震等級・断熱等性能等級ともに取れます。
 

Q.土壁を塗りたいのですが、予算が限られます。何か方法はありませんか?

A.土壁を片面だけにする方法や、土壁を荒壁と中塗りで終える方法、1階の一部分の壁だけを塗る方法など、色々な方法がありますので、一度ご相談ください。
 

Q.土壁を自分たちで塗りたいのですが。

A.着工してから約2ヶ月後ぐらいに荒土を塗ることになります。その際、左官屋さんと共に土を塗ることができます。建物全体を自分たちで塗る場合は、工期が許せば可能です。
 

Q.マンションでも土壁を使いたいのですが。

A.可能です。室内が数センチ狭くなりますが、厚みをつけた土を塗ることができます。
 

調査診断に関して

Q.どんな調査診断をするのですか?他の調査(インスペクション)とは何が違うのですか?

A.耐震性能や劣化状況、温熱省エネ性能、防火性、バリアフリー性、維持管理性を把握する調査診断を行っています。私達が行う調査診断は、人間ドックの住宅版で、家の調査を行った上、家の健康状態(性能)を見える化しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
 

Q.設計は自分でするので、調査診断だけお願いしたいのですが。

A.プロの方からの調査診断だけのご依頼は、基本的にお断りさせて頂いています。
 

Q.他社が行った工事が適切に行われたのか調査をしてほしいのですが。

A.瑕疵などの家の欠陥を見つけるような調査は行っておりません。
 

Q.遠方でも調査は、可能でしょうか?

A.現在、調査範囲は、関西圏に限らせて頂きます。どうしてもということであれば、ご相談ください。
 

温熱環境コンサルティングに関して

Q.住宅の温熱環境のコンサルティングをお願いしたいのですが。内容と費用の目安について教えてください。

A.温熱環境のコンサルティングは、住宅1棟に対して、外皮計算と一次エネルギー計算、定常結露計算、1次元非定常結露計算をさせて頂きます。費用は、延床面積200m2未満で、33万円(税込)を頂いております。詳細は、お問い合わせください。
 

Q.気密測定をお願いしたいのですが、可能でしょうか?費用はおいくらでしょうか?

A.建物1棟あたり5.5万円(税込)+交通費実費分を頂いております。工事中と竣工時にご依頼頂いた場合は、同物件割引とし、4.95万円(税込)+交通費実費分とさせて頂いています。
 京都事務所と、サテライトオフィスMOKSOHOから25km圏内は、交通費は無料となります。

 

Q.UA値やQ値などの外皮計算や、一次エネルギーの計算をしてほしいのですが。費用はいくらでしょうか?

A.外皮計算のみの場合、8.8万円/棟(税込)です。外皮計算と一次エネルギーの計算をする場合は、17.6万円/棟(税込)となります。いずれも延床面積200m2未満の場合のみですので、それ以上の規模の場合はお問合せください。
ただし、長期優良住宅認定、低炭素建築物の認定等の申請を行う場合は、技術的審査の対応や根拠図面等の作成に手間がかかるため別途費用が発生致します。
 

Q.壁や天井、屋根の構成で、結露するかどうか仕様を相談したいのですが。

A.相談は無料です。実際に計算を行う場合は、1軒あたり5.5万円(税込)を頂いております。
 

Q.通風シミュレーションだけを依頼したいのですが。

A.設計監理をご依頼頂いた場合のみシミュレーションをさせていただいております。
 


 

(2023-03-15 温熱環境コンサルティングの内容を更新)
(2020-04-05 文言をハンドブックver2-2-1と同じ文言に修正)
(2019-02-26 一部リンク先変更、文言修正)
(2018-12-20 一部削除、文言修正)
(2018-02-27 一部文字バグ修正)