瓦の火入れ式に参列@淡路島で瓦屋根の土壁の家をつくる

先日、ミナミアワジの家に使う瓦の火入れ式に参列してきました。

まずは、瓦師の道上さん(大栄窯業)から、瓦素材と火入れ式の流れについて説明を頂きました。真剣なまなざしで話しを聞く大工の土井さん。

 

 

今回使用する瓦が炉に入っています。道上さんの掛け声にあわせて、火入れ式の詩を、みなで復唱。

 

  

瓦が無事焼きあがるよう、家づくりがうまくいくよう、住まい手の願いを書に記します。「家内安全」とはすばらしいですね。

 

  

炉の中に書を備えます。

 

 

瓦に、日付と携わった人の名前を記します。私は、トヨダヤスシ建築設計事務所としたのですが、大工 土井、瓦師 道上とされたので、設計 豊田 とすればよかったかも、、

この瓦は、天井裏に御幣と一緒に安置します。

 

 

瓦をもう一枚用意してもらって、お子ちゃま達が絵を描きました。

半紙にはハト。瓦には、ハトとヨッシーらしいです(笑)

 

 

炉の左上と右下に炎が灯りました。最後に、炉に蓋をすれば火入れ式の完了です。1日火入れして数日乾かして完成とのこと。

瓦を焼く工程をみるのも勉強になりますね~。

 

瓦葺きは、5月中旬頃からの予定。

今回使用する瓦は、つやがない日本瓦です。葺きあがりが楽しみです。