先週の土曜日、フルイチチョウの家のお引き渡しでした。

今回は、天井も壁も柱梁を隠し大壁として、モダンに仕上げることになりました。木小舞の土壁&大壁なので、断熱材もたっぷり充填でき、外皮性能を向上させています。6年前からこの仕様で家づくりをしたかったのですが、ついに念願が叶って土壁の性能を最大限に活かした家になりました。さらに、住まい手がソーラーも載せたいとのことで、ゼロエネルギーハウスとなっています。

下写真は、1階のLDKです。床は、山桜。天井は吉野赤杉板。どちらも既製品ではでない良い色味です!

 

 

デッキは、国産の栗。クリア塗装で仕上げました。

LDKと庭の建具は、建具屋さんがつくる木製建具です。隙間風が入ってこないように、木製建具に細工をしました。

思ったより良い出来です。なぜ今までこの納まりをしてこなかったのか不思議なくらいです。

樹木は、3m超のシマトネリコです。樹木が成長することで、コケを植えたところが影になりコケが育つという庭師さんの技もあり。

 

キッチンは、オリジナル製作です。

面材は、無垢のナラです。一部、突板を使っていますが、ほとんどわかりません。

 

2階の子供室です。

床は、国産のカラマツです。素材感と価格のバランスが良い今一番オススメの材です。

天井と壁は、珪藻土クロスを使いました。

 

寝室です。壁は、土壁の上、珪藻土塗り。天井も珪藻土です。

左手が南面になり、冬期は窓からたくさんの日射が降り注ぎます。

寝室は、特に住まい手のこだわりで、土壁たっぷりです。「就寝している時間こそ土壁の調湿性が重要だ!!」ということで採用となりました。

よく、高断熱の家は、施工中とても涼しいと言われますが、土壁を施工していると、表面の土壁や珪藻土が湿潤状態なので、なんだか体がスッキリします。

この部屋は、ほんとに良い。アレルギーの方には、ぜひオススメしたいです。ちなみに、天井は300mmの断熱材を充填しているので、夏場対策もバッチリ。

 

こちらは、階段室。

壁は、珪藻土で仕上げました。

階段の手すりは、奥様の希望でスチールです。手すりのサイズが絶妙です。お子さんがぶら下がっても大丈夫な強度です。

 

洗面脱衣室です。珪藻土の壁に、タモの天板と洗面ボールが可愛らしい感じです。

奥はサンルームです。半室内ですので、雨も気にせず物干しが可能です。

天井の、吉野杉もとても綺麗です。

外壁は、リシン掻き落し。オリジナル色です。

樹木は、まだ植えたばかりなので寂しい感じですが、1年~2年ほどで立派に成長するとのこと。

 

木が大好きな住まい手だったので、いろいろな木材が使われています。それもほとんど?が国産。

紀州杉・ヒノキ、吉野杉、山桜床板、吉野杉赤天井板、国産栗デッキ、岐阜カラ松床板、名栗階段板、タモ洗面台(外材?)、栗手洗い台、鬼胡桃天板、ナラキッチン(外材?)

こうして見ると、すごい種類の木材です。

 

設計:トヨダヤスシ建築設計事務所
構造設計:TE-DOK
施工:なや建築工房
左官:豊田工業所