築9年目の古民家。木部塗装の状態。
住まい手から板張りのメンテナンスの方法について相談されたので、現地を確認してきました。玄関戸は、塗装が剥げ、板が割れかかっています。陽当りが良いとはいえ、ちょっと状態が悪い。ここまでひどいには初めてみました。
すぐとなりにある別時期に塗装をした戸袋は何の変化もないので、この塗料だけがちょっと問題ありそうです。
こちらは、軒下の木格子。軒下で、この劣化。雨がかりになるとはいえ、思ったより色が落ちています。
完全に塗装がない部分もあります。なんだか不思議。
こちらは、デッキです。腐朽が進んで炭化したような状態になっています。デッキは雨ざらしなので、やむを得ないところもありますが。メンテをしなければ、やはり10年が限界なのか。
地域的なものなのかと思い、T先生に相談したところ、たまたま同時期に建てた物件のメンテナンスを手配していたようで、ここと同じような状態だったそうです。そのお宅も黒の塗装で、黒が特にひどかったそうです。
この塗料ちょっと考えないといけないですね。
こちらは、点検ができる在来浴室。特に目立った問題はありません。これはうまくいきました。