なんだか、最近、建設工事費がとても高くなっているような気がします。

どのくらいあがっているのか気になったので、国交省とe-Stat政府統計ポータルサイトにある建設工事費デフレーターという統計データを、グラフ化してみました。住宅建築(木・RC・鉄骨・CB造等の計)のみとしました。

建設工事費デフレーター1960-2017

下のグラフが、1960年からのグラフです。

1960年の19.8%から、1991年バブルの94.1%まで、とてもつもなく建設工事費が上昇していることがわかります。

1986-1991年のバブル時は、80.8-94.1%と約13.3%ほど上昇。
1973-1979年のオイルショック時は、48.4%-74.1%と、約25.7%も上昇。

この2つは、そこそこの上昇率です。どちらも安定するまで5-6年続いているような雰囲気です。

政府統計ポータルサイト 建設工事費デフレーター 1960~2017年 2011年を100%とした場合

e-Stat政府統計ポータルサイト 建設工事費デフレーター

私が、MS事務所に就職した1999年から見てみると、

1999年 95.3%
2005年 95.1%
2017年 107.5%
2018年12月 110.9%(上グラフより)

となり、1999年より15.6%もあがっているようです。これは、すこし感覚と違い、実際は30%ぐらいあがっているような感じがします。

建設工事費デフレーター2011-2018

近々7年間の3ヶ月毎のグラフです。

2011年12月を100%とした場合、2018年12月で110.9%と東日本大震災が起こった年と比べて、約1割もあがっているようです。

グラフと最近の情勢を見ると、さらにあがるような気配です。

2018年8月頃に112.9%にグラフが跳ね上がったのは、台風の影響でしょうね。
グラフを見ると、なんとなく肌感があっています。

国土交通省 建設工事費デフレーター2011~2018年 2011年を100%とした場合

建設工事費デフレーター(平成23年度基準)(平成31年3月29日付け)

2017年1月から上昇しはじめているので、過去の経験から、5年ぐらい続くんでは??と思ってしまいます。

職人や建築技術者も少なくなっているので、家づくりも少しずつ変化させないと時代の波にのれないのかもしれません。