昨年から関わっていた「自然素材だけで暖かい家をつくろうプロジェクト」(勝手に命名)がついに完成を迎えお披露目をしました。

壁は、木小舞土壁。土壁背面には、ウッドファイバーを充填。屋根は、杉板の上部にウッドファイバーを充填。床は、桧に下にウッドファイバーを充填。開口部はプロファイルウインドを使い、G2基準UA=0.46w/m2K(設計時)をクリアしました。

自然素材だけで建物をつくるという方針から、防湿フィルムを使わないこととしたので、定常計算に加え非定常計算でも確認しました。

室内は、自然素材をふんだんに使うことで室内で発生した水蒸気は少しゆるやかになり、壁や天井に侵入する水蒸気量を緩和させる想定です。私の想定がうまく行っているのかどうかは、京都大学の小椋研で実測していただくことになると思います。

モデルルームには、すでに温湿度計や熱電対がセットされており、自然素材だけの空間がどういう温熱環境になるのか今後明らかになっていくことになります。

こちらが、4月26日に開催された記念式典です。多くの方が式典に参加されていました。

桧の丸太を引きます。

京都大学の小椋先生のご挨拶もありました。

室内は、インテリアもコーディネートされ綺麗になっています。Dolby Surroundはビビリました。

土間は、鉄平石の下にエアロゲルを混ぜこみ断熱性能をアップ。和室の障子戸はエアロゲルでできたパッシブ障子戸です。(UAには反映していません)

どちらもエネマネハウスまちや+こあで採用した断熱補強方法の改良版です。

からかさ屋根の構造解析は、山辺豊彦さんがされています。記念式典もご一緒しました。右手のマドからは、将来できる茶室を眺めることができるようになっています。

PS(除湿型放射冷暖房)の冷房効果がとても気持ちがいい。真夏はぜひ体感してほしいです。

瓦、塗壁、桧壁、薪ストーブ、庭。見事です。

びっくりするようなモデルルームです。自然素材だけでもここまでつくれるというお手本になれればと思います。

4/27、4/28の一般公開が終われば、見学するには予約が必要です。見学されたい方は、手配しますので、ご連絡ください。