土壁下地の木小舞パネル落とし込みの方がインパクトがあったようです。

住宅医スクール大阪2019開講。今年もたくさんの方が受講されています。まだ、10名ほど通年申し込みができそうですし、気になる方は今すぐお申し込みください!

住宅医協会 https://sapj.or.jp/

3講義目は、私の講義。調査診断治療の実践方法についてお話しました。

懇親会で参加者の方に感想を聞いてみると、自己紹介で話をした土壁下地の木小舞落とし込みが興味深かったようです。

建方時に木小舞パネルを落とし込んで、土を塗る時期を早めるこの手法。土壁を使いたい方は、工期もコストも削減できるのでオススメです。

パネル化した木小舞を事前に製作しておき、それを建方時に落とし込んでいきます。下地材で、かつ、軽いので一人でラクラク落とし込みができます。

柱に、チリジャクリとパネルジャクリを入れておきます。

木小舞パネルを落とし込むとこんな感じです。パネルの左右の位置調整は、間柱の留め付けるときに行います。

木小舞も、人工乾燥機に入れてしっかり乾燥させます。

棟まであがるとこんな感じ。LDKは、開口が多きく、水廻りもあるので、実際は土壁の面積が思ったより伸びません。

土壁下地を木小舞ですることにしてからおおよそ10年です。

少しずつですが、このやり方で土壁をつくる方が増えてきました!左官屋さんの仕事も徐々に増えるとうれしいところです!

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