仁和寺で開催中の立原位貫 木版画展を見に行ってきました。

仁和寺へ。

立原位貫(たちはらいぬき)さん版画展最終日です。小説家の夢枕獏さんの講演会も開催されています。

御殿と庭園も見学できました。旧御室御所 宸殿 の文化財修復事業が行われていました。

仁和寺全景。さすが、御所とつくだけのことはあります。

皇室とゆかりの深い寺(門跡寺院)で、出家後の宇多法皇が住んでいたことから、「御室御所」(おむろごしょ)と称された。明治維新以降は、仁和寺の門跡に皇族が就かなくなったこともあり、「旧御室御所」と称するようになった。

ウィキペディア:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%81%E5%92%8C%E5%AF%BA

小説家の夢枕獏さんが講演中。たくさんの方が聞きに来られていました。

この部屋も立派です。

縁側の感じが素敵でした。水が外に流れるように水勾配もきちんと取られています。

こういった、渡り廊下もなんだか胸躍ります。廊下を、わざと曲げて木々を植えるというのもとても感じがいい。

お庭も素敵です。滝もあります。右手奥に茶室っぽい建物があるのですが、そこも拝見したいところ。ただ、茶室は、非公開にされているところが多いので、ちょっと残念。

下り鬼? 漆喰で塗籠られたものも鬼瓦というのかな?この手の瓦、たまに見かけます。屋根は、柿葺です。

御殿ではありませんが、壁の漆喰が一部剥がれているところもありました。やはり雨が当たると傷みますね。上塗の漆喰と中塗土面で剥がれるは、吸水率が違うせいなのかな。

こちらは、土塀です。色目を見ると、京浅黄土かな??

やはり、表面のみ剥がれています。剥がれ方は、どこも同じですね。水が入らないように、チリ廻り工夫したいところ。

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