耐震性能向上リフォームに向けて。床下へ潜って基礎の高さとフーチング幅を調べる!
住宅医のインスペクション(状況調査)と耐震診断をしてきました!
最近、地震が多いように思うので、自宅の耐震性能がやはり気になるところです。
まずは、みんなが嫌がるインスペクションの調査。床下に潜って、シロアリくんがいるのか、基礎の形状や湿度、土台・束の状況を把握します。
点検口をあけて覗いてみると、いきなりですが、束石から束が浮いていますね。
マスクは、米国NIOSH適合、国家検定番号を取得したマスクを使います。
床下には、菌や微生物などわけのわからない生き物がいるので、調査するのも命がけです。100均のマスク使って潜っている人は要注意です。
這いつくばっていくと体中が泥だらけ&菌だらけになるので、ブルーシートを敷いて入ります。これだと滑りもよく粉塵も舞い上がりません。
そして、これが耐震診断でもっとも重要な測量。地面を掘って、基礎の高さと深さ、フーチング幅を測ります。かつ、鉄筋探知機で、有筋か無筋かを調べます。
これを調べておかないと、構造計算を正確にできません。
今回は、基礎高さもそこそこあり、鉄筋も入っていたので優秀な基礎でした。