土壁の家の隙間量(気密測定)を測ってきました!@紫野の家

最近、なぜか問い合わせが多い気密測定。
気密測定機は、自社物件だけの測定用として使っていましたが、少しずつ外部の依頼が増えてきそうです。

今回は、スタッフによる測定。先日、気密測定の講習を受講し終えたばかりです。
 

こちらは、風速を調べる機械。
室内の空気をどんどん外へだすので、外部の風が強すぎると数値が正確にでません。風が強い日は、要注意です。
  

結果は、3回測った平均で、C値:1.03cm2/m2。(相当隙間面積110cm2)

もう少しでるかと思っていましたが。。
仮養生していたところで結構漏れていたので、まあ、こんなものか。。

測定が終わり、今回の測定で隙間が確認できた箇所をウレタンでプシュっと吹き付け、気密テープも張っていたところ。。
 
あ!!!

・ 
監督さんが、目張りしていないところを発見!

ここかーーーー!
 

基礎からでている配管にテープをし忘れていました。
φ60の穴・・・・。

今更塞いでも遅いのですが。。。実際は、C値:0.7cm2/m2。ぐらいはでていたのでしょうね。。
 

まとめ

室内側の防湿フィルムがない土壁の家でも、しっかり設計と施工ができていれば、数値はでます。

「ちりぎれによる隙間はしょうがない。土壁の家は、隙間できるもの。それは許容しないと。」と、考えるのではなく、土壁の家だからこそ、可能な限り隙間を小さくしてあげて、漏気を防ぎ、室温を安定させないといけません!

それができれば、もっと土壁使ってくれる人増えると思います!!

  

まだ、土壁の家で、隙間量(気密性能)を小さくできる方は、ほとんどいないですが、絶対にいいのでコツコツ広めていこう!