1階の耐震補強は、ほぼ完了。お盆明けに気密測定です。

インスタに集中していたので、BLOGを放置していました。少し落ち着いたので、少しずつアップしていこうと思います。

 

この写真は、縁側の窓廻りです。下屋なので、水平構面がうまく伝わるようにブレースを針葉樹合板に変更して頂きました。

窓は、気密化した現場製作の木製建具が入ります。

 

柱脚を金物補強。大引は、床レベルを揃えるために、全て新設しました。根太で調整してもよいのですが、こちらの方が仕事がしやすいようでした。

  

順番にチェック!工務店さんも看板をたてて写真を撮っていただいているのですが、ダブルチェックしています。

 

天井がアラワシになっているので、梁の断面確認。予想以上に大きかった!まさかの梁成370mmです。

 

こちらは、玄関部の屋根です。この手の住宅は、間口方向の壁がほとんどなく、基礎もつながっていないので、この玄関部で壁の増強と基礎緊結をしています。

 

今回は、土壁の家なので、既存土壁の外側に構造用合板を張り、フェノールで外張りとしました。既存土壁があると、柱間の充填厚が確保しにくいので、やはり外張りの方がよさそうです。

 

構造用合板のクギピッチも確認。しっかり施工していただいています。ちなみに、このスケールは、アルテックの折れ尺です。写真を撮るときは折れ曲がるので便利です。

  

梁の引きボルトもチェック。貫通できない箇所は、レンコン金物で対応します。引きボルトで引かれているか一本ずつ大工さんが確認してくれました!

 

今回は、1階がメインの改修で、2階は耐震補強のみ。狭い小屋裏にうまく潜って補強できるのか。。次回のブログで紹介します!

手際よく進めて頂けているので大助かりです。現場の写真は、大工さんからLINEで届くので状況把握しやすいです。

明日は、和歌山の現場経由で、奈良の現場をハシゴです。