土パッシブ
府中の家(和歌山市)木の家は木で治す。土壁の家は土で治す。
子供たちが巣立ち、孫達も成長した頃、妻が病に倒れ、今、大きな家に1人で住んでいるというご主人。妻が、施設から戻ってこられるように家を治そうと決めたご主人が、住宅医のインスペクションをきっかけに、家のバリアフリー化と性能向上リフォームへ進むことになった。
大きな家に1~2人が住む場合、建物全体の断熱性能を向上させることが可能だが、工事費用もそれなりにかかる上、そこまでの工事が必要なのか不安も残る。そこで、まずは1期工事として、1階を中心に断熱区画して性能を高める手法を採用した。
キタシラカワの家、土パッシブデザイン(京都市)2026
コロナ禍が収束した一方で、世界情勢の不安定化により資材価格が高騰するなか、この住まいの計画が始まった。 この敷地は、用途地域が3つにまたがり、斜線制限も複雑であるうえ、南側には3階建てマンションが建っているため、日射熱の取り入れが難しく、同時にプライバシーへの配慮も求められる条件を抱えていた。 構造材には紀州杉と桧を用い、床には国産栗材のフローリングを採用した。また、内装の各所にも杉や桧を使用している。さらに、一日のなかで最も長く滞在する就寝空間である寝室には土壁を採用した。 断熱性能を高めることで、エアコン2台でも住まい全体に暖気・冷気が行き渡る計画としている。 木、土、和紙といった自然素材によって構成された、冬は暖かく夏は涼しい、結露にも悩まされない高気密高断熱の土壁の住まいである。
オオダカの家-国産杉と土と漆喰でできた木の家・土壁の家(名古屋市)2025
国産杉と土と漆喰でできた木の家・土壁の家です。家の断熱性をあげて夏は涼しく、冬は暖かく、木や土の調湿効果で結露に困らない家にしています。夏と冬は、エアコン1~2台で部屋の隅々まで暖冷気がいきわたり温度差が少ない家です。全館暖冷房をしても太陽光発電のおかげで光熱費は最小限におさえることができています。
ミナミアワジの家-木と土と瓦でできた家(兵庫県南あわじ市)
この住まいは、国産の土、瓦、石、和紙、木といった素材にこだわり、随所に職人の技を魅せている。壁の仕上は、淡路島の土を使い中塗仕舞とし、土間は三和土仕上とした。寝室は木小舞下地の上、荒土を塗り中塗仕舞とした。瓦は、古代のいぶし瓦・銀古美を使い、艶がない昔ながらの素材感の瓦屋根を取り戻した。和紙は土佐和紙を使用した。敷居は、兵庫県で取れる竜山石を使った。柱や梁は、和歌山の紀州材を使い、造作枠材・床材は吉野の杉材を使用した。外壁は、赤杉とし、表面を荒木加工としアク出し処置を行い替折れ釘留とした。替折れ釘は、水糸で墨を付け、1本1本手打ちとしたかなり根気がいる手間のかかる仕事である。キッチンは家具職人の手づくりで、建具も手づくり。建物が完成したあとにつくられた造園と塀も職人の技が見て取れる見事なしつらえであった。
近江八幡の家-高気密高断熱の土壁の家(滋賀県)
<建築概要>所在地:滋賀県近江八幡市構造:木造2階建て延床面積:211.82m2(64.0坪)竣工:2020年8月竣工設計:辻 充孝+トヨダヤスシ建築設計事務所施工:内保製材株式会社 <主な仕上>構造材:紀州杉無垢、紀 […]
有松再生プロジェクト-アトリエ兼用住宅(名古屋)
「有松絞」で知られる名古屋市有松伝統的建造物群保存地区に建つこの建物を、有松再生プロジェクトと名付けた。 有松は、古い町並みが残る地域として皆から注目されており、6月に開催される有松絞りまつりには、約8万の来場者がある。そんな活気のある有松の旧東海道沿いの西端にこの建物は建つ。私が最初にこの土地を訪れたのは、2015年11月。旧東海道沿いの土地が売りに出されることは滅多になく、情報を聞いた住まい手が、即、土地と建物の購入に踏み切った。 それから建物が再生するまで、約4年半。まさかこれだけの期間、有松に関わることになるとは思いもよらなかった。伝建地区ということもあり、計画は、二転三転し、2018年12月から2019年1月にかけて行われた伝建審議会と有松町並み相談会での審議と協議を経て、2019年5月にようやく工事に着手することができた。 建物は、有松で培われてきた意匠性と記憶をつなぎあわせつつ、既存町家の問題点である車庫の意匠や、住まいの暑さ寒さの問題を克服した。とても長い道のりであったが、住まい手と共になんとか乗り越えることができ、2020年3月に無事、建物が完成し、有松の町並みを再生することができた。
紫野の家-ワンちゃんと暮らす土壁の家(京都市北区)
<建築概要>所在地:京都市北区構造:木造2階建て延床面積:101.06m2(30.57坪)竣工:2020年10月竣工設計:トヨダヤスシ建築設計事務所施工:竹内工務店 <主な仕上>構造材:紀州杉無垢、紀州桧無垢造作材:京 […]
マエヤマチョウの家-木と土壁・漆喰の大正ロマン住宅(名古屋市)
<建築概要>所在地:名古屋市構造:木造2階建て延床面積:146.15m2(44.21坪)竣工:本体2022年12月竣工、外構2023年3月完成設計:トヨダヤスシ建築設計事務所施工:勇建工業 <主な仕上>構造材:紀州 […]
シモカワラ民家の再生、土壁区画断熱リフォーム(京都市左京区)
この住まいは、木と土で治すことをテーマに、中間領域となる既存空間を残しつつ、区画断熱改修を実践したプロジェクトです。住まい手は、玄関と中廊下、和室に思い入れがあり、そこは触わらずLDKと水廻り、寝室の改修を望まれて […]
ヨビツギの家-木と漆喰の家、高気密高断熱住宅(名古屋市)
<建築概要>所在地:名古屋市構造:木造2階建て延床面積:124.42m2( 37.63坪)竣工:2023年8月竣工設計:トヨダヤスシ建築設計事務所施工:勇建工業 <主な仕上>構造材:紀州杉無垢、紀州桧無垢、120角以上 […]
クロのハナレの再生工事が完了しました。
2021年11月頃から工事を進めていた、クロのハナレ再生工事がようやく完了。お庭にふさわしい、凛とした建物に生まれ変わりました。 玉石基礎をコンクリート基礎にやりかえ、耐震性と共に断熱性(UA0.43、Q2.15)も向上 […]
改修前before、改修後after全部見せます。「妻のために」「父のために」家族みんなが、暖かくなった住まいに集まってくれる土壁の家@府中の家
入居からはや1ヶ月。新しく生まれ変わった家に引っ越しされてようやく落ち着かれたようです。冬の住み心地は、やはり、区画断熱した効果が目覚ましく、ものすごく暖かくなったようです。木製建具からの隙間も感じることがないとのことで […]
土壁外断熱で蓄熱効果を発揮させて健康に暮らす方法。
土壁外断熱を実践してきた十数年の経験(シミュレーションと実測、住まい手の感想)を踏まえて、土壁外断熱の蓄熱効果をまとめてみました。 結論として、オススメは、「寝室を土壁外断熱とし健康に暮らす!」です。 土壁の外側に断熱付 […]
足場が外れました。木製建具取り付け中@近江八幡の家
足場も外れてスッキリしました。駐車場の出入口には、格子戸が取り付けされます。 LDKに面する窓には、木製建具がはいります。両袖はFIXで、引き分けの建具です。 ガラスの空気層の厚みが12mmなので、今回は、框サイズを […]
木のマド取付&土壁・荒土塗りが終わり、家らしい雰囲気になってきました。
土壁と全面開口にした木のマドがとても良い感じ。敷地が南に45度傾いているので、お陽さまが入るか少し気になりましたが、シミュレーション通りたっぷり入っています。 愛知の土は、色目が少し赤っぽいような気がします。土塗りから […]
エネマネハウス2017 まちや+こあ
エネマネハウス2017 まちや+こあ の記録と竣工写真です。 名称:まちや+こあ:ZEHコアによる町家・コミュニティ再生モデルの提案 所在地:大阪市北区 うめきたサザンパーク(うめきた2基B区域) 用途:住宅(モデルハウ […]
土壁平屋、中庭型住宅@里山上津台の家+
3月3日の見学会も終え、4日に引き渡し&床塗りDIYでした。見学会当日、思っていたより見学者が来ないので、竣工写真を撮っていたら、お昼ごろにどかっとたくさん見に来られました。朝一来られた方正解です! LDKから中庭を見る […]
木が大好きな住まい手の家が完成。土壁に加え、山桜床板、杉赤天井板、国産栗デッキ、カラ松床板、名栗階段板、タモ洗面台、栗手洗い台、鬼胡桃天板と樹種たっぷり@フルイチチョウの家
先週の土曜日、フルイチチョウの家のお引き渡しでした。 今回は、天井も壁も柱梁を隠し大壁として、モダンに仕上げることになりました。木小舞の土壁&大壁なので、断熱材もたっぷり充填でき、外皮性能を向上させています。6年前からこ […]
土の手形を家族の記念に!住吉本町の家竣工しました。
住吉本町の家が竣工しました。 記念に荒土と中塗り土でつくった額に家族の手形をおしました。 まずは、どこに手形を押そうか家族で確認。 結果、こんな感じにできあがりました! 一生に一度の思い出の品になりそう! そして、サブイ […]
冬:土壁の家Q値0.5~11.7までの比較
土壁の家の蓄熱性能を固定して、断熱性をQ0.5 Q1.0 Q1.9 Q2.7 Q5.7 Q8.7 Q11.7と変化させてみました。冬のシミュレーションです。




























