打診棒でタイルの浮きをしらべてみた。外張断熱表面タイル貼とALCタイル貼の違い。

今、実施設計中の鉄骨3階建て高断熱改修プロジェクト。

外壁は、ALC100mmの上、タイル貼なので、打診棒で浮きをチェックしてみました。

少し薄暗くなりましたが、打診音はきちんと聞こえます。思っていたよりしっかりした音がします。

1階の外壁だけを調べてみた所、10m2に1枚だけ浮きがあるかどうかいうレベルでした。

出窓から雨漏りしているので、タイルの浮きが原因かと思いましたが、やはりサッシ周りのコーキングがあやしいようです。

こちらは、別物件のRC外張り断熱の上、タイル貼りという仕様。外張り断熱を打診棒でたたくと、実は、全て浮いているような音がします!

やはり、断熱材の上に直接貼り付けているので、軽い音に変わってしまうようです。となると、見た目ではわからない外張り断熱も打診棒で叩けば、外張りがそうでないかが一目瞭然ということになります。

おもしろいですね。打診棒なかなか使えます。

通常は、カカカカカカッという音が、外張りだと、カッカッカッカッカッカッと少し高音に変わります。

ちなみに、通常のタイルに浮きがあると、カッコカコッカコッカカッ という、音が途中で変音します。