家に使う紀州杉の柱と梁はこれだ!伐採現場も見学してきました!
8月18日(日)住まい手と工務店さんとで、家に使う柱と梁の確認と、紀州の山を見学してきました。
まずは、山へ。
伐採した木をワイヤーで吊るして運んでいます。谷にスギ、尾根にヒノキが植えられているそうです。
運んだきた丸太は、重機で 3mごとに カットします。重機の先についているアームだけで1500万もするそうです。
実際の伐採も見学させていただけました。木がバターンと倒れていきます。
1年半前に見学した時は、まだ伐採中でした。今では、山一面、緑です。
約1年半前の2018年3月9日の山の状態。倒された木々は、全て運ばれていました。
こちらは、今回使用する化粧梁材です。とても綺麗。節がありません。工務店さんも材が綺麗すぎて、目が点になっていました。
色艶も素晴らしい。輝いています!
きちんと仕事しないと・・。ということで、含水計で測定。この梁材で12%ほど。素晴らしい乾燥具合。
ちなみに、桧のほうが含水率をコントロールしやすいそうです。きちんと乾燥すれば、背割りなしでも割れませんとのこと。
ヤングが110の材です。E-90とあるのは、ヤング90。E-90以上と印字されている材は、E110になるそうです。
6m材で120×300の材なので、少し節多め。といっても少ないですが。
この6本の内、3本を使います。
この材は、幅60×270の梁材。これまた美しい。この形状とサイズで、この綺麗さです。
これは、柱材です。こちらも節がありません。これも綺麗。
含水率も12%程度ですので、JASの規定をクリア。
年輪もしっかり詰まっています。
山と材料の見学も終わり、住まい手とお別れです。
別れ際に、模型をプレゼント。
町並みはこんな感じです。軒先そろってます。
レーザー加工で、出格子と格子戸もつくりました。
明日、21日からプレカットが開始されます。
上棟が待ち遠しいです。