工事中の気密測定、大工さんが2物件目の気密化にトライ!@山科の家

まだ工事中の山科の家です。。昨年内にできあがると思いきや、まだ工事中です。

去年は、忙しすぎて全くBLOGを更新せず。。そろそろ余裕ができてきたので、この家のポイントをまとめておこうかと思います。

写真は、11月の様子で、工事中の気密測定を行いました。

 

 

今回は、大工工務店さんの請負です。以前施工した1軒目以上の気密化にチャレンジしたいということで、念入りに目張をしていただけました。

早速ですが、気密測定機を設置し、隙間がどこにあるか試運転でテストします!この試運転が隙間をなくすための第一歩です。

ちなみに、測定費は5万円+税です。他社さんは値上げラッシュのようですが、うちは機械が壊れるまで値上げはしません。

 

 

風速をチェック!風速ゼロ! いい感じの測定日和です。

風が強いと測定が正確にでないので要注意。

 

 

面材気密なので、このシートの裏にしっかりした目張措置がされています。

配管貫通口は、専用の防水テープ使ってくれているので、雨漏れに対してしっかりした工事をしてくれているのがわかります。なかなか丁寧な仕事です。

 

 

うちは、外部面材で気密化しているので、室内の防湿層がなくても、気密測定が可能です。

一般的に、無垢の造作枠材は、壁にのみこませてからビス打ちし固定するので、室内側に気密層があると穴だらけになってしまいます。それを気密テープでふさぐのも、なんだか家を造る側からみるとうーん・・・と悩ましい納まりに。それであれば、基本的に耐力壁は構造用面材を使うので、そこで気密化するのが一番かと思い、この方法を採用しています。

お風呂がくる部分は、基礎断熱が基本です。浴槽下部は、室内化し浴槽からの熱損失を軽減します。

さあ、未施工だった継ぎ目部分のウレタン処理を行って、いざ測定!!

 

 

結果は?

C値 0.55 cm2 /m2 でした!!

建築の気密化はバッチリ!既製品のサッシから漏れてきているようでした。C値0.5レベルだと、やはりサッシですね~。

気密化できる工務店さんがどんどん増えてきてうれしい限りです!