2023年2月~2022年1月まで14か月分の全国家計調査をグラフ化してみてわかったこと

光熱費が、全国的にどんな傾向で上昇・下降しているのか気になったので調べてみました。

データは、総務省統計局の家計調査より。都市は、多すぎるので要所要所でピックアップしています。

電気が緑色。ガスは、都市ガスとプロパンを青系で表示。灯油が赤色です。

水道もデータがあるのですが、暖房・冷房による光熱費が見えにくくなるので、とりあえず非表示にしました。光熱費のグラフ表示は、見やすいように50000円で統一しました。

 

2023年2月

冬期なので、東北や北陸、北海道は灯油の費用が大です。

  

2023年1月

2月よりは、少なめ。広島の電気代が21420円と大。

  

2022年12月

さらに減ります。神戸市は、電気代が6408円と他の都市よりも安い。なぜでしょうか?

 

2022年11月

全国的に均一な光熱費になってきました。東北や北陸、北海道は灯油代を除けば、他の地域と大差がないです。

 

2022年10月

全国的に均一な光熱費ですが、若干、東北や北陸、北海道が安価におさまってきているような??沖縄が増えてきました。

  

2022年9月

沖縄が他の都市より大です。神戸市と長野市が光熱費安め。

 

2022年8月

関西と中国地方が若干少なめか。。蒸暑地でも思ったより光熱費は高騰せず。

 

2022年7月

全国的にみて、一番、光熱費が安い時期のようです。

 

2022年6月

東北、北海道が少し増えてきました。神戸はあいかわらず安価。

 

2022年5月

5月は、東北や北陸、北海道の灯油代が増えています。温暖地はそれほど変化なし。

 

2022年4月

4月は、全体的に増。温暖地も光熱費が増えおり、奈良と広島が3月と比べると急増。

 

2022年3月

3月は、冬の終わりとはいえ、灯油代も増え、全体的に光熱費増。

 

2022年2月

東北や北陸、北海道の灯油代は、3月と変わらないぐらい。ただ、温暖地は、灯油が増えています。

 

2022年1月

今回取り上げた都市の中では、神戸が、1年を通して光熱費が一番少なかったです。

 

2022年2月と2023年2月の比較。

灯油は、あまり変わらず、電気とガスが増えているように見えます。2022年2月の温暖地は、19000~26000円程度ですが、2023年2月の温暖地は、24000~29000円程度です。5000円程度あがっている地域もあります。

 

 

 

まとめ

冬期は、寒い地域にいけばいくほど灯油の光熱費が増えます。電気やガスも若干増えますが、灯油ほどではありません。こうしてみると、電気とガスは、全国的に同じような光熱費で、灯油の光熱費によって大きく差がでてきているような気配です。

夏期は、全国的にほぼ均一です。北へ行けば光熱費が減り、暖かい南へ行けば光熱費が増えるのかと思ったら、そんなこともなく、那覇が若干多いぐらいです。

2022年2月と2023年2月のグラフを比べると、全国的に光熱費があがっているのがわかります。ただ、2023年1月から補助が適用され光熱費が下がったような気もするので、もしかしたら、本当はもう少し高いのかもしれません。

あと、神戸の電気代が安い!なぜでしょうか。。

  

「光熱費が高くなった」とか、「変わらない」だとか、家庭によって様々なので、基準となる目安があるといいなと思ってグラフをつくってみました。参考になれば幸いです。