「今後の住宅・建築物の省エネルギー対策のあり方について(第二次報告案)」に関する意見募集の結果について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155180734&Mode=2

意見募集の結果

先日話題だった省エネ説明義務化のパブコメの結果が、2019年1月25日にアップされています。

「今後の住宅・建築物の省エネルギー対策のあり方について(第二次報告案)」に関する意見募集の結果について

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155180734&Mode=2

募集時は、多くの方がコメントされており、フェイスブックなどでも話題になっていましたが、その結果はなぜか話題性が薄いようです。国土交通省メールマガジンには、パブコメの結果案内は情報として記載されていないのでそのせいかもしれません。メルマガしか見ていない方は要注意です。

意見数

さて、結果のPDFを見ると、593の個人団体から902件も意見があったようです。なかなかの数です。意見者の考え方と、国交省の見解・対応等がよくわかります。業種が別れていると、もっとはっきり区別化ができるのですが、そこはなかなか難しいのでしょうね。

土壁に関する意見はどれだけあったのか?

私の役割は、土壁に関することがどれだけアップされているのかを調べることなので、PDFの単語をソートしてみました。PDFデータがうまく変換されていないので検索しにくかったのですが、以下の通り確認できました。

この中で、「土壁」という単語が使われているのは、1箇所だけ。

・伝統的構法の住宅は、木組みや土壁など自然素材で成されている・・・・・・。

パブコメ結果PDF P42 より抜粋

というところのみでした。国交省の見解は、簡単にかくと「今後の参考にします」とのこと。

真壁に関する意見はどれだけあったのか?

次に「真壁」という単語を調べてみましたが、こちらも1箇所だけ。

特に真壁の住宅断熱化あたっては、それにより耐久性の落ちることのないように心がける必要がある・・・・・。

パブコメ結果PDF P70 より抜粋

国交省の見解は、簡単にかくと「今後の検討課題にします」とのこと。

これだけの意見があったようですが、「土壁」「真壁」に関して、特に目立った意見はありませんでした。

ちなみに、「伝統」という単語は、14ケほどありましたので、そこそこ意見があったようです。詳しくは、意見募集の結果をご覧ください。

まとめ

  • 省エネ法改正案は、通常国会提出へ。説明義務化で進むようです。
  • 土壁や真壁、伝統は、気候風土型のプログラムでなんとかなるはずなので、あとは特定行政庁がまとめる指針次第。
  • パブコメの結果を知りたい方は、こまめに電子政府の総合案内をみるべし。

以下、2019年1月28日報道発表。

第198回国会(常会)提出予定法律案について

建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律案

建築物のエネルギー消費性能の一層の向上 を図るため、建築士に対し小規模建築物(仮 称)のエネルギー消費性能に係る評価及びそ の結果の建築主への説明を義務付けるととも に、建築物エネルギー消費性能基準への適合 義務等の対象となる特定建築物の範囲の拡 大、認定建築物エネルギー消費性能向上計画 に係る建築物の容積率の特例の拡充等の措置 を講ずる。

第198回国会(常会)提出予定法律案 http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo04_hh_000091.html