土壁の家をつくる際に、隙間風を入りにくくする方法。狙うは、高気密ではなく、隙間風を防ぐ漏気改善
住吉本町の家の屋根の面材が張り終わりました。
面材の継ぎ目は、ブチル系のテープで漏気処理。屋根は、これで隙間風対策完了。
テープで処理をするのは、抵抗があるのですが、最近の気密テープはなかなかよくくっつきます。
屋根にあいたこの穴は!!とよポン窓2号です。
というのは冗談で、太陽熱温水パイプを通す穴です。
真壁は、室内から漏気対策がしにくいため外部から処理しました。桁と登梁、面戸の取り合いが、意外と隙間だらけです。
面材張っても解消されそうにないので、ぐるっとテープを貼りました。
この漏気処理は私の自主工事です。上を向いて、ブチル系のテープを張るのは思ったよりつらい。テープ貼りの大変さを実感しました。
貼り終えた私の手を見ると、ブチルのゴムで真っ黒に。。洗ってもなかなか取れない・・・。
でも、隙間風を防ぐにはここが肝心です。
床で漏気を防ごうと思うと、配線や配管の穴、柱と土台の取り合い、面材と土台の隙間など、塞がないといけない箇所が盛りだくさん。
国総研の実物大実験結果を見ても、取り合いがネックのようですし、今回は、基礎断熱を採用しました。
これで、屋根と壁の取り合い、壁と床の取り合いは、そこそこ対策しました。
狙うは、高気密ではなく、隙間風を防ぐ漏気改善です。