醍醐寺付近を散策。土塀と土、登録有形文化財の住まいを堪能。
仕事で醍醐寺付近へ行ってきました。
京都の醍醐は、高校の同級生が住んでいたので、なじみがあるのですが、よく考えると、このあたり来たことがないような。。・・・記憶にないです。いい感じの町並みと建物があるので、今度ゆっくり散策しようと思います。
こちらは、醍醐寺の門。先が長い。
あ!、左下あたり、土塀が崩れています。まさに、調べてみて!と言わんばかりの崩れ方です。
早速、観察。割れどめの寒冷紗入っています。砂漆喰の上、漆喰が塗られています。一番奥の土は、砂利が混じってないようなので荒土かな。
雨水で自然劣化という感じではなさそうです。
断面は、こんな層です。木と同じで、土も断面が重要です。
左から、漆喰、砂漆喰、中塗土です。砂利が入っているので中塗土なのかなーって思いました。寒冷紗が入っているので、昭和~平成に復元していそうです。
この角だけが、崩れていました。他は、自然現象の劣化のようです。
門をくぐると不思議な土塀が。
近寄ってみると、土塀かと思ったら、コンクリートブロックでした。やっぱり、ブロックの上に、土や漆喰はつかないようですね。
ブロックの上に木小舞を取り付けし、荒土・中塗り土・漆喰と塗ればいけるか。。。いや、雨当たるしダメかなー。どうかなー。
門の前にあったお宅がものすごく立派でした。登録有形文化財の住宅らしいです。
小ぶりな、かやぶき屋根がとてもいい感じ。石畳みがあるとものすごく重厚感が増します。室内見学してみたいなー。