コロナ禍も収束しつつある中、建築工事費はどのくらいあがっているのか?2023年1月31日情報

国交省の建設工事費デフレーター2022年11月分が、1月31日に更新されました。

2022年6月がMAXかと思いきや、2022年11月に再上昇しています。リーマンショックの際も2段階に山ができているので、同様の反応だと思いたいところ。

ウッドショックが始まった頃から上昇しているので、2022年11月から下降していくと想定すると、約15か月後ぐらいで2021年3月ぐらいの水準に戻りそうです。

単純に計算すると、2024年2月頃なのか。

建設工事費デフレーター 2011年4月基準に置き換えて表示

 

こちらは、2015年4月以降だけでまとめたグラフ。グラフの作り方によって、読み取り方が変わってくるので、やはり20年程度のグラフで見た方がよさそうです。

コロナ禍に突入してから、およそ1年後にウッドショックでグラフが上昇。急に上昇すると色々対応が難しくなるケースが多いので、少しずつ上昇していくのがよさそうですね。

建設工事費デフレーター 2011年4月基準に置き換えて表示

逆算すると、2023年8月頃から設計を進めると、年内に見積依頼となるので、2024年2月頃には着工。

受注が減り、高い資材が売れなければ、おのずと資材価格は下がってくるので、時期を見定めたいところです。。